教室に落とし物があることは、どのクラスでもあることだと思います。私は落とし物は、学級経営を飛躍させるためのチャンスだと思います。
子どもが、
先生、落とし物があった。
と言ってきたらチャンス!先生は、こう返してあげましょう。
先生
拾ってくれてありがとう。みんなに聞いてもらってもいい?
おそらく、最初はクラスのみんなは、その落とし物をしっかり見ようとしたり、話を聞いたりしないことでしょう。
そこで、先生の出番です。私だったらこう言います。
先生
クラスの仲間が、落とし主をみつけようと頑張っています。
先生
君たちの今の態度は、学級目標の「思いやり」を達成するために、よい態度ですか?悪い態度ですか?
みたいな感じです。(今回は学級目標に「思いやり」という言葉があると仮定しました。)
これを繰り返していくことで、子どもたちは先生の話を聞くだけでなく、子どもたち同士が話を聞きあうことのできる集団になります。
落とし物は1日に数回ある時もあります。1日に数回もあることだからこそ、学級経営を飛躍させるチャンスとして捉えていきましょう。
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